英語学習早送り:ブログ8

【英会話】スピーキング練習において日本語を使わないことの大切さ

こんにちは、Hinataです。

今回は「【英会話】スピーキング練習において日本語を使わないことの大切さ」について書きたいと思います。

すぐに日本語を使うよりも英語で話し続けることがおすすめ

私が見てきた生徒さんの中で、英語をがんばって話した後に、少し言いたいことに詰まるとすぐに日本語に切り替えて説明してしまう方がかなりの数おられます。

特に初級から中級者にかけて多いです。

気持ちはとても分かります。

しかし、結論から言うと、

日本語と英語を交互に使うより、間違えたとしても英語のみを使う時間を設けた方がスピーキング力を高める練習になります。

「日本語から英語に」という流れは望ましくない

その理由を説明します。

それは、

考える際に結局日本語に頼ってしまい、「日本語から英語に」という流れができてしまうからです。

私自身、現在、TOEIC945点、英検1級を持っていて、大手の英会話スクールで主に英会話初心者から中級者の方のスピーキングのトレーニングを行なってきた経験があります。

そして、それをもとに、英語を話すことに関するイメージを考えてみたいと思います。

2つの別の木を育てるイメージ

例として、木のイメージを使って説明したいと思います。

先に結論から言うと、英語を話すイメージは

頭の中に2つの大きな木を持っている、

というイメージです。

 

ん、何だそれ、と思われた方も多いと思います。

順を追って説明していきます。

日本語を話すイメージとは

英語を話すイメージを考える前に、まずは日本語を話すことについてのイメージを考えます。

日本人の多くが日本語を母語としていると思います。

まず、頭の中に、日本語の大きな木が育っているのをイメージしていただけたらと思います。

日本語ネイティブであれば頭の中に立派な木が一つあるイメージです。

大きな木なので多少の雨風はもろともしません。

英語を話すイメージとは

それでは、英語を話すことのイメージとはどんなものでしょうか。

英語を話すイメージは、

頭の中に2つの木、すなわち、日本語の大きな木と、英語の木が育っているイメージです。

人によって英語の木は、めちゃくちゃ大きな人もいれば、芽が出たばかりという方もおられると思います。

ここで、大事な感覚は、クリスマスツリーのように日本語の木の上に英語の飾りをつけるということではない、という点です。

日本語の木の上に英語の飾りをつけると、一見した見た目はよいですが、少し雨風が吹けばたちまち英語の飾りが崩れて飛んで行ってしまうということになります。

英語の飾りをつける、それはすわなち、日本語モードの頭のままに英語を話すということです。

大事なので繰り返すと、「日本語から英語ではない」ということです。

どうすれば英語の木が育つのか

では、どうすれば英語の木が育つのでしょうか。

それは、日本語モードではなく、英語のみを使って話したり、聞いたり、読んだり、書いたりすることです。

その時、日本語はなるべく頭の中に出てこないように、言い換えると、日本語を使わないようにすることを意識することです。

それができれば苦労しないと思われた方もおられると思います。

げんに私の生徒さんの中からもそういった声をよく聞いていました。

しかし、これも時間の積み重ねです。

はい、まずは意識することから始めてみましょう。

柔道や剣道、将棋などでもそうだと思いますが、正しい型を繰り返し練習した方が、後々の力の伸びは比べ物になりません。

まとめ

今回の内容をまとめると、

スピーキングの練習では、「日本語から英語に」ではなく、「英語で、そして英語で」ということを意識すると、スピーキング力の伸びが速い。

 

ぜひみなさんも実践していただければと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございます。


 

著者
AI kotoba

AI kotoba

TOEIC945点、英検1級、通訳経験、大手英会話スクールで主に英会話初心者、中級者の方のスピーキングのトレーニングや、TOEIC・英検などの資格試験対策レッスンを行なってきた経験あり。日・英で読む冒険小説『AIことばの物語』。英語学習時間の早送りをしていただきたいという思いから、みなさんの英語学習をサポート中。ポケモン好き。

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