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Doで始める?Doesで始める?疑問文の作り方のイメージ【英会話】

今回は「Doで始める?Doesで始める?疑問文の作り方のイメージ」についての記事です。

Doで始める?Doesで始める?

みなさんは、英語で質問文を作る時にこんな経験はありませんか。

「あれっ、これってDoで始めるんだっけ?Doesで始めるんだっけ?」

みなさんのお気持ち、よく分かります。

私はTOEIC945点、英検1級を取得していて、大手英会話学校で主に初心者や中級者の方のスピーキングのトレーニングを行なってきた経験がありますが、非常に多くの方からこのお悩みの相談を受けました。

「先生、疑問文を作る時にDoかDoesか分かりません」

英語で話しをすることがある日本人なら、ほぼ100%感じたことがある感覚ではないかと思います。

それほど、よく遭遇する感覚です。

DoかDoesかの使い分けは誰でもできる

それでは、実際にどのようにすればスピーキングで間違えないようになっていくのでしょうか。

 

ちなみに、今回はスピーキングに焦点を当てています。

多くの方は、文章でじっくりと読み返せば、DoなのかDoesなのかは理解することができると思います。

しかし、スピーキングになると話は別です。

ほぼ一瞬で使い分けていくことが必要になります。

 

ここで誤解を恐れず、あえて強調したいと思います。

スピーキングでDoで始めるかDoesで始めるかの判断は、

誰でもすぐできます。

“たくさんある”というイメージが根幹

fireworks, purple, city

ここで例文を用意したいと思います。

① Do the festivals start at seven?

② Does the festival start at seven?

どちらも「そのお祭りは7時に始まりますか」という意味になります。

 

ではなぜここでDo、Doesの違いが出てくるのでしょうか。

一言で言えば、お祭りの数の違いです。

それは、話し手が「たくさんのお祭り」か、あるいは「一つのお祭り」かをイメージしているかによって違ってきます。

すなわち、頭の中で、

たくさんのものをイメージしている時にDo、

を使います。

この場合は頭の中のお祭りの数によって DoとDoesを使い分けるイメージです。

どんな時にDoで、どんな時にAre

ここでもうひとつ非常に多くの生徒さんから受ける質問を紹介します。

それは、英語で質問する際に、

「どんな時にDoで、どんな時にAreかが分かりません」、あるいは「どんな時にDoesで、どんな時にIsかが分かりません」という質問です。

とてもよく気持ちが分かります。

会話という流れの中で、一瞬で判断するのは一見難しそうに思えます。

しかし、これも頭の中でイメージさえできれば、けっこう楽にできます。

一言でいうと、

アクションをイメージしている時はDoやDoes、

状態をイメージしている時はAreやIs、

を使って質問をします。

大事なのは頭の中にあるイメージ

具体例を見てみましょう。

例えば、

③ Do you run on Sunday?(日曜日に走りますか)

④ Are you nervous now?(今、緊張していますか)

 

③は走るというアクションを頭の中でイメージしているので、Doから始めます。

④は緊張しているという状態を頭の中でイメージしているので、Areから始めます。

 

繰り返しになりますが、大事なのは頭の中にあるイメージです。

イメージのない和訳から英訳をする訓練はスピーキングの練習にならない

ここでみなさん、和訳を英訳することについて考えてみましょう。

ここでクイズです。次の日本語を英語に訳してみましょう。

 

⑤日曜日に走りますか。

⑥今、緊張していますか。

 

ここまで読んで来てくださった方は、少し前に出て来た例文と同じ内容だと分かると思います。

ここで良くないやり方を紹介します。

良くないですが、実は多くの生徒さんがやってしまいがちなことです。

一言でいうと、文字変換です。

これは、スピーキングという観点からは、流暢性、即答性を著しく低下させます。

 

言い換えると、頭の中で、文字を英語にその都度変換していくやり方は好ましくありません。

文字変換をしてしまっている良くない例

⑤の例文をもう一度考えてみましょう。良くない例の頭の中の思考を言葉にしてみるとこんな感じです。

「日曜日はSundayで、曜日だからonが付いて、走るはrunで、質問だから、えっと、Doで始めるのか。そうかということは、並べるとDo you run on Sunday?」

といったやり方です。

大事なので繰り返しますが、これは、スピーキングという観点から流暢性、即答性を著しく低下させる話し方です。

頭の中で映像をイメージする良い例

ではどういうやり方が良いのでしょうか。

それは、一言でいうと、

頭の中で映像をイメージすることです。

⑤の例だと、ほんとに日曜日(on Sunday)に走っているのかなというイメージのもと、頭の中で走る(run)というアクションを描いて、それを相手(you)に気持ちに乗せて尋ねるというやり方です。

 

みなさんももう一度、頭の中でイメージをしてみましょう。

以下の⑤の例文を口に出して言葉にしてみてください。

Do you run on Sunday?

 

頭の中で活き活きとしたイメージを持ち、言葉にできたでしょうか。

相手に伝えたいという気持ちが出てくると、自然と視線が相手、あるいは前方に向くと思います。

大切なのは、文字という無味乾燥なものではなく、生き生きとしたイメージで言葉を伝える感覚です。

まとめ

今回の内容をまとめると、

 

英語で質問する際に、DoかDoesかの使い分けは、

たくさんのものをイメージしている時はDo、

ひとつのものはDoes、

を使う。

また、DoかAre、あるいはDoesかIsかの使い分けは、

アクションをイメージしている時はDoやDoes、

状態をイメージしている時はAreやIs、

です。

 

ぜひみなさんも実践していただければと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございます。


 

著者
AI kotoba

AI kotoba

TOEIC945点、英検1級、通訳経験、大手英会話スクールで主に英会話初心者、中級者の方のスピーキングのトレーニングや、TOEIC・英検などの資格試験対策レッスンを行なってきた経験あり。日・英で読む冒険小説『AIことばの物語』。英語学習時間の早送りをしていただきたいという思いから、みなさんの英語学習をサポート中。ポケモン好き。

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