英語学習早送り:ブログ18
【英語学習】注意が必要!! ノートをきれいに書くことについて
こんにちは、Hinataです。
今回は「【英語学習】注意が必要!! ノートをきれいに書くことについて」について書きたいと思います。
ノートをきれいに書く生徒さん
みなさんはノートを書くときに心がけていることはありますか。
英会話学校での私の生徒さんの中にこのような方が一定数おられました。
どういう生徒さんかと言うと、その日に出てくる例文などをノートに非常に丁寧に書いて予習・復習をされる方です。
ノートを見せていただくと、見るからに丁寧に記入しておられ、また時間をかけて書いているのが非常に伝わってくるノートです。
特に年配の方で、英語を学ぶことに対して真面目で意欲の高い方に多い印象でした。
ノートは必ずしもきれいに書く必要はない
私自身、現在、TOEIC945点、英検1級、通訳経験があり、また大手の英会話スクールで主に英会話初心者、中級者の方のスピーキングのトレーニングや、TOEIC・英検などの資格試験対策レッスンを行なってきた経験がありますが、
その中で一つ言えることがあります。
それは、スピーキングという観点からして、
ノートは必ずしもきれいに書く必要はない、
ということです。
ノートをきれいに書く必要がない理由
その大きな理由は、
書くことが1番の目的になってしまって、肝心の発話の練習が少なくなるから、
です。
特に従来型の学校教育で、先生が黒板に書いたことを黙って写すというやり方が、行動パターンとして馴染んでいる方にこそ、気をつけていただきたい学習の仕方です。
同じ時間を割いた時に、ノートにきれいに書くことに重点を置くよりも、音読練習をした方がスピーキング力は確実に高まります。
ノートをきれいに書くよりも声に出す練習が必要
私の生徒さんの中でも、ノートにたくさんの英文をきれいに書いているのに、いざ会話をしてみると、ノートに書いたことがほとんど出て来ないという方が一定数おられ、非常に残念な気持ちになることがありました。
この記事を読んでいるみなさんには、そうなっていただきたくないです。
ここで気をつけたいのは、ノートに書くことが悪いのではありません。
努力する姿勢は素晴らしく、知識の定着は確実に進みます。
しかし、ノートに書くことで満足してしまいやすく、声に出して練習する時間が書くことに割かれて減るため、スピーキングという観点からはおすすめしません。
それはすなわち、
スピーキングの練習はノートに書くことではなく、英文を読みながら、あるいは自分で考えながら口を動かすということに重点をおくべき、だからです。
その方がみなさんのスピーキング力は確実に伸びます。
まとめ
今回の内容をまとめると、
スピーキングという観点からして、
ノートは必ずしもきれいに書く必要はない。
むしろ、その時間を口を動かして練習する時間に当てた方が、スピーキング力が伸びる、
です。
ぜひみなさんも実践していただければと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。