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TOEICのpart3, part4における先読みの重要性【TOEIC】
こんにちは、Hinataです。
今回は「TOEICのpart3, part4における先読みの重要性」について書きたいと思います。
TOEICのpart3, part4のリスニングにおいて最も重要なこと
私自身、ここ最近受験したTOEICのリスニング結果は連続して満点を取れています。
ちなみに、TOEICのリスニングの満点は495点になります。
また、多くの生徒さんのTOEICの結果を見せていただく中で、一般的な傾向として、リーディングセクションの得点よりも、リスニングセクションの方が得点が高い、ということを感じています。
私自身も何度もTOEICを受験してきた中で、リスニングセクションの方が得点が高く出るという傾向があります。
ここで、TOEICのpart3, part4のリスニングにおいて最も重要なことをひとつあげたいと思います。
それは、
先読みの精度を上げること、
です。
先読みの精度を上げる
先読みという言葉があまりピンッと来ない方もおられると思います。
分かりやすく説明すると、先読みとは、
リスニング問題が流れる前に、質問と選択肢を読んで内容を事前に推測すること、
です。
聞く内容をしぼる
では、なぜ先読みの精度を上げることがTOEICの得点アップに重要なのでしょうか?
その理由は、
聞く内容をしぼる、
ことにあります。
先読みの精度が上がると、リスニング問題の全体をまんべんなく聞く必要がなくなるのです。
先読みで省エネ
リスニング問題の全体をまんべんなく聞き取るという作業は、
脳のエネルギーを多く消費し、連続で行うと非常に疲れやすい、
です。
本番を体験されたことがある方なら実感が湧きやすいですが、
リスニングパートで全てをまんべんなく聞き取るということは、次々とリスニング問題が流れてくる状況の中では、非常に効率の良くない聞き方となります。
なぜなら、リスニング問題は100問あり、その全てをまんべんなく100%のエネルギーを費やして聞こうとすると、リスニング後半での体力が持たなくなりやすいからです。
一方で、例えば先読みをして、
「Where is this conversation taking place?(どこでこの会話は行われていますか)」、
といった質問が問われていると分かると、
まずはWhere(どこ)で問われている場所を集中して聞き取ろう、
聞く内容をしぼることができます。
とても効率的です。
選択肢も先読みした方がいいのか
同じリスニング力を持っている人でも、先読みをできたか、できていないかによって大きく正答率が変わってくる、と私自身の経験や、多くの生徒さんを教えてきて本当に思います。
ここで、みなさんの中には「選択肢も先読みした方がいいのか」と疑問を抱く方もおられると思います。
さきほどの質問「Where is this conversation taking place?(どこでこの会話は行われていますか)」を例にとると、
選択肢としては、郵便局、会社、駅、空港などがあるかもしれません。
選択肢の先読みについては、
時間と余力がある方は行うとよい、
というのが私の考えです。
まずは質問の先読み
初めの段階から限られた時間で質問と選択肢を全て読むのは難しいと思います。
1問だけなら可能だと思いますが、それをpart3とpart4を合わせた69問全てに行うのは、最初は難しいと思います。
まずは質問の先読みをしっかりと行う方が、聞く内容をしぼれて正解にたどりつきやすいです。
ただし補足として、リスニングで満点近くを狙う方は、質問と選択肢をどれだけ短時間で目を通して理解できるかが鍵になってきます。
まとめ
今回の内容をまとめると、
TOEICのpart3, part4においては、先読みの精度を上げていくことがとても重要。
まずは質問をしっかりと理解してリスニング問題を聞きましょう。
ぜひみなさんも実践していただければと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。