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英検各級の長文問題に共通する効果的な解き方【英検長文の大前提】

こんにちは、Hinataです。

今回は「英検長文問題の効果的な解き方」についての記事です。

1.英検における長文問題

みなさんは英検の長文問題が長くて苦労したことはありませんか?また答えをどこから探して良いか悩んだことはありませんか?

1級の長文を初めとして、準1級、2級、準2級、3級等とそれぞれの級で文章量に違いはありますが長文が出て来ます。

実際に英検1級に合格するまでに長文を読んできた経験や、また英会話スクールで英検対策レッスンをしてきた経験から、英検の長文の読み方に関して大前提となる効果的な方法を紹介します。

2.英検長文問題の効果的な解き方

結論から言うと、英検長文問題の効果的な解き方は、

パラグラフリーディングです。

初めてパラグラフリーディングという言葉を聞かれた方もおられると思いますので説明していきます。

そもそも、パラグラフ(paragraph)とは、段落を意味し、リーディング(reading)とは、読むことを意味します。

一言で言うと、段落ごとに読み進めていくという読み方です。

3.英検長文問題の解き方

それでは英検長文問題の解き方を確認してみましょう。

まずいきなりですが注意したいことがあります。

それは、「いきなり長文を読まない」ことです。

まず、「質問」から読みます。

その理由は、質問を読むことで、本文を読んで把握しないといけない内容をしぼることができ、それが時間の節約になるからです。

パラグラフリーディングでは、質問の答えが各段落毎にあると考え、その段落で質問の答え一つずつ探していきます。

質問1 →    答えは1段落目にある

質問2 →    答えは2段落目にある

質問3 →    答えは3段落目にある

 

これはこれまで1級、準1級、2級、準2級、3級等と多くの英検の級対策をしてきて、共通して言えることです。

端的に言うと、英検の長文問題は、

各段落に一つ答えがあります。

1級などで、本文が3段落で質問が4つある時には例外もありますが、これは本当に例外と思って良いレベルです。

英検長文問題はどの級も時間との戦いです。

このパラグラフリーディングという考え方を大前提としておけば、無駄に段落間を前後して解答を探す時間がかなり節約できます

 

また、「英検長文対策はどのようにすれば良いのか」とよく質問をいただきます。

英検の長文対策は、だんぜん「英検過去問」がおすすめです。

過去問を繰り返すだけでかなりの対策ができます。ぜひ過去問でパラグラフリーディングを体験してみましょう。

4.正答は言い換えられていることが多い

これまで1級、準1級、2級、準2級、3級等と多くの英検の級対策をしてきて、もう一つ英検に共通して言えることがあります。

それは、正答は言い換えられていることが多い、ということです。

これは、文章に載っている言葉をそのまま選択肢に使うことで、英検受検者が間違えることを誘っています

つまり、本文と同じ言葉を選択肢に使うことで、「あまりその長文を理解できていない人がそのまま選んで間違えてくれるように」という問題作成者側の意図を感じるところです。

この「そのままの選択肢を選ぶ際は慎重に」という姿勢はとても重要です。

まとめ

今回の内容をまとめると、

英検長文問題の読み方は、パラグラフリーディング。

大前提として、「各段落には質問の答えが一つある」と考える。

正答は「本文の言葉が言い換えられていることが多い」。

 

ぜひみなさんも実践していただければと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございます。