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【TOEIC】Part7得点UP!! 得点が上がるおすすめ実践的読み方【初・中級者向け】
こんにちは、Hinataです。
今回は「【TOEIC】Part7得点UP!! 得点が上がるおすすめ実践的読み方【初・中級者向け】」についての記事です。
1. TOEICのPart7が時間がなくて終わらない
みなさんはTOEICのPart7で時間がなく問題が解き切れなかったことはありませんか?
TOEIC受験者の大多数の方は「もっと時間があれば」と思うところだと思います。
とても気持ちが分かります。
TOEICのリーディングは75分間で100問を解くように設定されています。
その中でPart7は54問あります。
54問の内訳は、1つの文章が出てくるシングルパッセージ問題29問、2~3つの文章が出てくるマルティプルパッセージ問題25問です。
確認ですが、シングルは1つという意味で、マルティプルというのは複数という意味です。
すなわち、54問あるので、リーディング問題の半分以上がPart7ということになります。
2. 今持っている力で最大の得点を得るための読み方
それでは、Part7で今持っている力で最大の得点を得るための読み方とはどういう読み方なのでしょうか?
結論から言うと、
まずは時間のかからない問題から解いていく、
という方法です。
そして、結果的に、
考えて解いた問題数を最大化する、
という読み方です。
3. 記事タイプの文章を後回しにする
では具体的にみていきましょう。
Part7では、様々なタイプの文章が出てきます。
例えば、手紙、広告、テキストメッセージ(チャット)、記事、お知らせ、Eメール、予定カレンダー、商品レビューなどです。
この中でまず初・中級者の方が読むのを後回しにした方が良いタイプの文章があります。
それは、
記事タイプの文章、
です。
なぜならば、シンプルに読みにくいからです。
新聞を想像していただくと分かりやすいです。新聞は見た目にも文字がたくさんあり、取っ掛かりにくいです。
新聞よりも広告やチャット形式の文章の方が取っ掛かりやすいと思います。
また、記事は内容の幅が広いです。
記事内容の例として一つあげると、例えば「市長が新たな空港建設に賛成するが、住民は反対する」など、内容として取り得る幅が広いです。
分かりやすく言うと、Eメールなどは、1~5の中で一つ正解がある感じだとすると、記事は1~20の中で正解を一つ選ぶ感じです。
要するに、まとが絞りにくく、正解を導くのに時間がかかります。
これらが記事を後回しにした方が良い理由です。
4. 時間内で最大数の問題を解く
TOEICのPart7では、いかに時間内に多くの問題が解けるかが鍵になります。
とてつもなく難しい問題を解いたら、得点がすごく高いわけではありません。
大切なので繰り返すと、いかに時間内に最大の正答数を得られるかが得点アップに直結してきます。
ここでTOEICの1問のイメージですが、およそ5点と思っていただけると良いです。
この点についてはこちらの記事(TOEIC1問のイメージ)で詳しく書いていますので、ご参照ください。
5. 設問にNOTが出てくるものを後回しにする
これまでは文章のタイプで後回しにした方が良いものを紹介しました。
次に、初・中級者の方が読むのを後回しにした方が良い設問のタイプがあります。
それは、
文章に書かれていないものを見つけるという設問、
です。
言い換えると、
設問にNOTが出てくるもの、
です。
例えば、 What is NOT true about the advertisement?(広告について正しくないのは何ですか)、というようなタイプの設問です。
後回しにした方が良い理由は、ここでもシンプルに、
時間がかかるからです。
NOTを含む問題を1問解く間に、次の文章に進んで2問解けます。
これをPart7全体で行うと、解ける問題数が増えます。
その方が総合的に考えて得点が伸びます。
6. Part7では時間を節約することが重要
ここで大切になるのが、NOTを含む問題をマークシートに記入しないわけではありません。
Part7は4択なので、マークすれば25%の確率で正解になります。
5分(300秒)かけてマークしても、2秒でマークしても25%です。
これは、その問題を間違えた場合にものすごい差として出てきます。
例えば、NOTを含む問題で5分(300秒)かけて間違えた場合、2秒でマークして間違えた場合と比較して、相当な時間のロスです。
ですので、初・中級者の方でPart7での得点を最大化したい場合は、NOTを含む問題を見たときに2秒でマークするという、思い切りの良さがすごく大切になってきます。
とは言っても、本番でNOTを含む問題を見た瞬間にただマークをして次の問題に行くのは勇気がいると思います。
実は初めのうちは私もそうでした。
ちなみに私は継続的にTOEICを受けていて、2018年度を例にすると10回中7回受験しています。
TOEICを受け初めて最初のうちはまじめに一つ一つの問題を時間をかけて解いていましたが、やはりどうしても時間が足りなくなりました。
しかし、何回もTOEICを受験するうちに、今回のテーマであるPart7でいかに最大数の問題を解答できるかが得点に直結してくることに気づきました。
そして、今回紹介した記事タイプの文章をとりあえずマークだけして後回しにするや、NOTを含む問題をとりあえずマークして進むという、思い切りの良さを実践する内に時間内に解ける問題数が増え、自然とTOEICの点数も上がっていきました。
ですので、みなさんのTOEICスコアアップのために、こうした時間をかけて得られた知識や経験をそのまま利用していただければ実践的だと思います。
繰り返しになりますが、こうした考えは私自身何度もTOEICを受けてきたり、TOEIC講座レッスンを様々なレベルの生徒さんに向けて行なってきて得られた実践的な知見です。
本当にこのやり方で、今ある力での得点が最大化できると思います。
ぜひみなさんのTOEIC目標スコア達成のために使ってください。
まとめ
今回の内容をまとめると、
TOEICのPart7では時間内で最大数の問題を解くことが得点アップに直結する。
そのために、記事タイプの文章と、NOTを含む設問は後回しにする。
そして、その節約した時間でPart7全体で解く問題の数を増やす。
です。
ぜひみなさんも実践していただければと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。